将来も見据えて!妊娠や授乳への影響
基本的には授乳への影響はない
豊胸を検討する際、将来の授乳について不安に感じるかもしれません。胸に異物を入れることで母乳が出なくなるのではと思いがちですが、基本的には豊胸が原因で母乳が出なくなることはありません。母乳は胸部にある乳腺で作られ、乳管を通って体外に出ます。一方で豊胸はシリコンやヒアルロン酸、自身の脂肪など様々な物を胸部に入れますが、それらが乳腺や乳管の働きを阻害することはありません。そのため、胸を大きくすること自体に授乳を妨げる要因はないと言えるでしょう。しかし、豊胸手術の際に乳腺や乳管を誤って損傷するケースが稀に起こります。そのような場合は授乳に悪影響が及ぶ可能性があるので、豊胸手術を受ける際は医療スキルが高い所を選ぶことが大切です。
より安全な豊胸を選ぶことも重要
豊胸によって授乳が妨げられることはほとんどありませんが、それでも胸部に異物を入れるための手術が体に負担をかけるのも事実です。豊胸用のシリコンバッグが体内で破れてしまい、漏れたシリコンが乳腺や乳管を圧迫して炎症を引き起こしたケースもあります。少しでもリスクを減らすなら体への影響が少ない方法を選ぶのが賢明でしょう。ヒアルロン酸を注入する豊胸手術は傷が小さく体への負担が少ないことが高く評価されていますが、体内で徐々に分解される点も見逃せません。徐々にサイズが戻ってしまうのはデメリットですが、乳腺などへの影響を考慮すればむしろメリットと言えます。妊娠すると自然に乳房が大きくなるので、豊胸を行っていると胸部に圧迫感が生じるおそれがあります。しかし、ヒアルロン酸注射なら次第に分解されるのでそのような事態には至りません。